micro:bit 2台で「カムプログラムロボット工作セット」をラジコン操作する

micro:bit 2台で「カムプログラムロボット工作セット」をラジコン操作する

前回はタミヤの「カムプログラムロボット工作セット」にarduinoを載せてみましたが、今回はmicro:bitを載せてみたいと思います

タミヤの「カムプログラムロボット工作セット」にStuduino(スタディーノ)を載せる
「カムプログラムロボット工作セット」のAタイプ、Bタイプを試したので、今回はマイコンボードを載せてみたいと思います タミヤの公式サイトにはArduino、Raspberry Pi、IchigoJamが搭載例として載っていますが、今回使ったの...

2台のmicro:bitでの無線通信は以下の方法で行いました

【micro:bit】micro:bit間で無線通信する
micro:bit同士は無線で通信ができます こちら↓の記事を読むと、micro:bitのCPUであるNordic Semiconductor nRF51822が、簡易的な動作モードでmicro:bit間の通信を行なっているようです Aボタ...

用意するもの

カムプログラムロボット工作セット

カムを使ったプログラムの部品は使わないので取り外します

「カムプログラムロボット工作セット」のカムプログラム関連の部品を取り外す
前回は「カムプログラムロボット工作セット」にStuduinoを載せました。結果、カムプログラムより自由度が高くて面白かったので、カムプログラム関連の部品を取り外してみたいと思います この部分のパーツを取り外します まずはじめに、右側のクロー...

micro:bit 2台

1台は「カムプログラムロボット工作セット」に搭載、もう1台はコントローラーとして利用します。あらかじめプログラミングした動きで動作させるだけなら1台でOKです

SparkFun moto:bit

micro:bit用の拡張基板。モーター2個の他にもセンサーやサーボモーターも接続できる優れもの

電池スナップDCプラグアダプタ

9V電池をmoto:bitのDCジャックに接続するのに使います

僕はArduinoのごちゃまぜセットに入っていたものを使いました

電池ボックス

電池ボックスは、コントローラーのmicro:bit用です。USBから電源を取る場合は必要ないです

ジャンパワイヤ(オス・オス)

接続

micro:bitをmoto:bitにサクッと挿します。ロボットに載せた時の安定感を高めるため、マスキングテープでユニバーサル基板を底面にくっつけました

micro:bit 2台で「カムプログラムロボット工作セット」をラジコン操作する

9Vの電池は電池ボックスの裏側に貼り付けました。電池が重いのでしっかり貼り付けます

micro:bit 2台で「カムプログラムロボット工作セット」をラジコン操作する

「カムプログラムロボット工作セット」のモーターのコードとジャンパワイヤ(オス・オス)の接続はStuduinoの時と同じく、ゴムパイプを使ってつなげました。以下の記事を参考にしてください

タミヤの「カムプログラムロボット工作セット」にStuduino(スタディーノ)を載せる
「カムプログラムロボット工作セット」のAタイプ、Bタイプを試したので、今回はマイコンボードを載せてみたいと思います タミヤの公式サイトにはArduino、Raspberry Pi、IchigoJamが搭載例として載っていますが、今回使ったの...

ジャンパワイヤの接続完了です

micro:bit 2台で「カムプログラムロボット工作セット」をラジコン操作する

電池を貼り付けた上部のパーツを取り付けて、DCジャックをつなぎます。micro:bitの電源もここから取られます

micro:bit 2台で「カムプログラムロボット工作セット」をラジコン操作する

これで接続準備完了です

プログラムの作成

開発環境(JavaScript Block Editor)を開きます

moto:bitをコントロールするために、パッケージを追加します

micro:bit 2台で「カムプログラムロボット工作セット」をラジコン操作する

「moto-bit」で検索します。検索結果の「moto-bit」の方を選びます(説明文がweather:bitになっていますが間違いでしょう)

micro:bit 2台で「カムプログラムロボット工作セット」をラジコン操作する

Moto:bitのブロックが追加されました

micro:bit 2台で「カムプログラムロボット工作セット」をラジコン操作する

このようなプログラムを作りました

コントローラーロボット
AボタンモーターON
BボタンモーターOFF
端末を上に向ける前進
端末を下に向ける後進
端末を右に傾ける右回り
端末を左に傾ける左回り

端末の上下と進行方向の組み合わせは逆の方がよかったかもしれません。そこは各自調整してみてください

コントローラー側

端末の状態がわかるように、矢印を表示しています

micro:bit 2台で「カムプログラムロボット工作セット」をラジコン操作する

moto-bit-controller – makecode.microbit.org

ロボット側

micro:bit 2台で「カムプログラムロボット工作セット」をラジコン操作する

moto-bit-robot – makecode.microbit.org

ロボットの方は矢印を表示しても面白くないので、ハートがアニメーションするようにしてみました

micro:bit 2台で「カムプログラムロボット工作セット」をラジコン操作する

こちらが動画です

自由に操作できるのは面白いです

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