BBC micro:bit互換機の「chibi:bit」をスイッチサイエンスで購入しました
BBC micro:bitはBBC(英国放送協会)が主体となって作っている教育向けのデバイスです。イギリスのすべての11歳と12歳の子どもたちに無料で配布されるそうです
義理の姉がイギリス在住なので、イギリスの小学校でのプログラミング教育について尋ねた所、このデバイスを知っているとのこと。イギリスは日本に比べると随分進んでいるみたいです
スイッチサイエンスで販売されているchibi:bitはこのBBC micro:bitの互換機。BBC micro:bitは技適が無いため日本国内では使用できませんが、このchibi:bitは大丈夫
パッケージもデバイスも可愛いデザインです
LIGHT UP YOUR SCIENCE 科学を灯そう
25個のLEDと2個のスイッチ、加速度センサーと磁力センサー、BLE機能を搭載しています。Raspberry PiのGPIOピンのような繊細な部分がないので、子どもでも扱いやすそうです
裏
ウェブブラウザで動作する開発環境が用意されているので、手軽にプログラミングを開始できます
プログラムを転送してみる
マイクロUSBでパソコンとつなぐことができます。Bluetoothでのプログラム転送もできますが、今回はUSBで転送します
chiibi:bitの開発環境か、micro:bitの開発環境が利用できます
こちらはchibi:bitの開発環境。日本語なのでわかりやすいです
chibi:bit IDE
こちらは本家micro:bitの開発環境
Let’s Code | micro:bit
5つの言語(?)で開発できます
・Microsoft PXT(chibi:bit IDEはこれと同じみたい)
・Python
・Microsoft Block Editor
・Javascript
・Microsoft Touch Develop
今回はchibi:bit IDEで作ってみました。Scratchのようにブロックをつなげていけばプログラムが完成します。「ダウンロード」で作ったプログラムのダウンロード、その横の右三角をクリックするとブラウザ上で動作確認できます
USBケーブルでMacにつなぐと、CHIBIBITとしてマウントされます
ここに作成したプログラム(*.hex)をコピーすればOKなのですが・・・
何度やっても書き込みが終わった時点でアンマウントされます。その後すぐに自動でマウントされますが、書き込んだはずの*.hexは見当たりません
何度やっても同じ動作なので、スイッチサイエンスに問い合わせたところ、これが正しい動作でプログラムはちゃんと書き込めているそうです。てっきり転送失敗だと思っていました
この作業を終わらせた後に、後ろのリセットボタンを押すと転送したプログラムが実行されました。スイッチサイエンスのサポートの担当者さん、お手数をおかけしてすみませんでした
このデバイスでできることが何なのか、まだピンとこないのですが、いろいろ試してみたいと思います
