「プログラミング入門講座 基本と思考法と重要事項がきちんと学べる授業」を読みました
2020年から小学校でのプログラミング授業が必須になります。
この本では、なぜ子どもがプログラミングを学ばないといけないのか、学ぶとどういったメリットがあるのかという根本的なところから、数あるプログラミング言語のどれを選べばいいのかといった、プログラミングを実際に始めるまでに必要となる情報が丁寧に説明されています
本書の対象者は・・・
- 完全な未経験者だが、できるだけ効率よく、きちんとプログラミングを習得したい人
- プログラミングに興味はあるが、そもそもの「学び方」がよくわからない人
- 社会人の一般教養として「プログラミングの基本」を身につけておきたい人
- 子どものプログラミング教育に興味のある人
となっているので、子どもだけでなく、プログラミングを始めたい大人が読んでも十分役にたつ内容になっています
途中、実際にScratchを使って○×ゲーム(三目並べ)を作る方法が本書の4分の1ほどのページを割いて説明されています。Scratchを学ぶというより、プログラミングを実際に体験するためのに用意された章です。あまり他で見ない珍しい構成ですが、実際に動くものを作ることで、より理解が深まるようになっています
全ページカラーな上に、大事なところにはマーカーが引かれていて読みやすいです
プログラミングの無料学習サイトも多数紹介されていたりと、実用的な情報も満載なので、かなりオススメの一冊です。電子書籍版も出ています。Scratchで実際にプログラムを組みながら読み進めるのなら、電子版の方がいいかもしれません