「図解プログラミング教育がよくわかる本」を読みました
1つのお題について、見開き2ページでイラスト入りで説明されています
実例紹介では写真が掲載されているので、実際のプログラミング学習の様子がよくわかります。
目次です。「知る」や「試す」など、ぱっとみて内容がわかるような見出しが付いているのがいいです
1.プログラミング教育とはなにか
- 知る プログラミングは料理のレシピのようなもの
- 知る これからは「読み・書き・プログラミング」
- 知る 体験を通じて、自分で考える力が伸びていく
- 知る 幼児や小学生はまず体験することから
- 幼児から高校生まで 年代別・プログラミング教育の基本ルート
- はじめる 親や先生もいっしょに学べば大丈夫
- はじめる 大切なのはプログラミング「で」学ぶこと
- コラム オバマもジョブズもすすめている
2.家庭で遊びながら学べるもの
- 試す 家庭では、各種ソフトで遊びながら学べる
- 試す すぐに使えるプログラミングソフト・ツール
- 試す 子どもはソフトでどんなことができるのか
- 試す 民間教室で体験することもできる
- 実例紹介 幼児向け「はじめてのプログラミング」
- 実例紹介 小学生向け「プログラミング+ロボット製作」
- 実例紹介 小学生向け「マインクラフトでグループワーク」
- 家庭では 感じる・考える・つくる・伝えるを意識する
- 家庭では 親も子どもと同じソフトで遊んでみる
- 家庭では テーマを提案すると想像が広がりやすい
- 親向けアドバイス 質問を工夫して、子どもの想像力を引き出そう
- コラム タブレット・パソコン・スマホ管理のコツ
3.小学校での実践がはじまっている
- 学ぶ 小学校では2020年度から授業がスタート
- 学ぶ 中学校・高校では部分的におこなわれている
- 学ぶ 特別活動や部活動で体験できる地域もある
- 実例紹介 公立小学校でのプログラミング授業
- 実例紹介 私立小学校でのプログラミング授業
- 先生向けアドバイス 自分の授業のどこに使えるか、考えてみよう
- 学校では 機材や予算が足りないときにどうするか
- 学校では 教育学習としてのねらいを明確にする
- 学校では 大人の想像を超える子を育てていく
- コラム 海外ではすでに必修化されている
4.なぜいま子どもたちに必要なのか
- 考える くらしのなかにプログラミングが増えていく
- 考える 生活も社会もどんどん変わっていく
- 考える 子どもたちは将来、いまは存在しない仕事につく
- 親・先生向けアドバイス 子どもといっしょに未来のくらしを考えよう
- 考える これからの社会で必要となる力は
- コラム プログラミングとビジネスのつながり
5.プログラミング教育の効果とは
- 育つ プログラミングは論理的な思考につながりやすい
- 育つ 創造力と表現力が伸びて、ものづくりがもっと好きに
- 育つ 人とコミュニケーションをする力も育つ
- 育つ 「主体的・対話的で深い学び」が起きる
- 育つ 子どもの目標や夢が広がる
- コラム 親や先生にはどんな効果があるか
2020年からの小学校でのプログラミング教育導入に向けて少し心配なのが、既存の教科でプログラミング教育を行う点、また、具体的な導入方法は各学校にお任せという点です。教員や学校によって学習レベルに差が出たり、英語のように社会に出てからあまり役に立たない教育にならないことを願いたいです