子どもにプログラミングを教えるにあたって役に立つ本はないかな・・・と、目についた関連本をひたすら手にとって読んでいます。今回読んだのは「小学生でもわかる プログラミングの世界」
会話形式での解説
小学3年生の秋田奈々ちゃんの疑問を天才犬アインシュタイン博士が応えるという会話形式で進みます
プログラミングを勉強する前に知っておきたい基礎知識がQ&A形式で解説されています
構成
第1章 そもそもプログラムって何?
第2章 そもそもプログラミング言語って何?
第3章 作ったプログラムはどうやって発表したらいい?
第4章 そもそもプログラマーってどんな人?
第5章 プログラミングってそもそもどうやって勉強するの?
第6章 知っておきたいコンピュータ基礎知識
プログラミングを勉強する前に知っておきたい基礎知識なので、実際のプログラミングの方法には触れられていません
感想
小学3年生の女の子が登場するので、そのあたりが対象年齢かと思いましたが、もうちょっと上かな・・・という印象。ななちゃんは小3にしては頭がいいです(^^;
本文の漢字には全てルビが振られていますが、図や表の中の漢字にはルビがないのがちょっと残念。小学校高学年か中学生くらいにならないと、全てを一人で読み進めるのは難しそうです
最近(2016年11月)出版された書籍なので、今主流のアプリに関する事にも触れられています。身近なプログラムがどのように作られ、どのような仕組みで動いているのかが理解できるので、実際にプログラミングを学ぶときに役立つと思います
個人的に残念だったのが、書籍の最後。一番最後の質問も他の質問と同じように終わるので、奈々ちゃんとアインシュタイン博士の最後の言葉のようなものがありません。できれば最後に「よくわかったよ〜」「それはよかった〜」みたいなやりとりが欲しかったです
子どもだけでなく、子どもが学ぶプログラミングというものを理解しておきたい保護者にもオススメの一冊です