Mac Fanの付録「MacでSwiftプログラミング」はSwift入門にピッタリ

MacでSwiftプログラミング

今月号(2016年9月号)のMac Fanに特別付録として「MacでSwiftプログラミング」が付いています

112ページの薄い本ですが、XCodeのインストールからStoryboardを使ってのiPhoneアプリ/Macソフトの作り方まで解説されているので、開発の全体像をざっとつかむには最適の一冊です。薄いの本なので途中で挫折することもなさそうです

目次です

  • Prologue プログラミングという新しい「ものづくり」
  • Chapter1 プログラミングの世界へようこそ
    ・アプリ開発に必要なものはなに?
    ・Xcodeを使うための準備をしよう
    ・XCodeの画面を見てみよう
  • Chapter2 Swiftでプログラミングをはじめよう
    ・そもそもプログラミングって何?
    ・Swiftってどんな言語?
    ・プレイグラウンドを理解しよう
    ・プレイグラウンドで遊んでみよう
    ・プレイグラウンドでお絵かきをする
    ・パスを使ってラクガキしてみよう
  • Chapter3 iPhoneアプリを作ってみよう
    ・「三択問題タイムアタックアプリ」を作ろう
    ・STEP1 アプリを作る順番を知ろう
    ・STEP2 プロジェクトを作ろう
    ・STEP3 画面デザインをしよう
    ・STEP4 部品とコードを接続しよう
    ・STEP5 実際のコードを書こう
  • Chapter4 アプリをカスタマイズしよう
    ・カスタマイズで文法の基礎を理解しよう
      変数・定数・配列・条件分岐・演算子
  • Chapter5 Macソフトを作ってみよう
    ・数字カウントソフトを作ってみよう
    ・Mac用の世界時計ソフトを作ってみよう
    ・Mac用の音声時計ソフトを作ってみよう
  • Epilogue プログラミングが育てる未来

ちょっと気になったのが変数名と関数名が日本語だということ。ソースコードはこんな感じなので、他の言語でプログラムを学んだことがある人はちょっとギョッとするかも。もちろんSwift的には問題ないのですが

func タイマー関数() {
    残り時間 -= 1
    残り時間ビュー.progress = Float(残り時間) / 10
    if 残り時間 == 0 {
        タイマー!.invalidate()
        問題番号 += 1
        出題()
    }
}

初心者向けの解説本なので、ソースコードを読みやすくするという意図があるのでしょうが、あまり一般的ではない書き方ですね

あと、1箇所ミスが
P.85の
例)毎月の最終日を配列として格納する

var 月末最終日[8] = [31,28,31,30,31,30,31,31,30,31,30,31]

は、こちら↓が正解。[8]は必要ないです

var 月末最終日 = [31,28,31,30,31,30,31,31,30,31,30,31]

この点が気になった以外は、とてもわかりやすい内容でした。この夏休みにプログラムを始めてみようかな・・・という中高生にはピッタリかもしれません

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