「ローリーとふしぎな国の物語 プログラミングとアルゴリズムにふれる旅」を読み始めました。寝る前の読み聞かせとして娘と1章ずつ読んでいるので、まだ読み終わっていません
本書は「Lauren Ipsum: A Story About Computer Science and Other Improbable Things」の日本語版。著者のカルロス・ブエノさんはFacebookの元エンジニアです
ローリーという女の子が森の中で道に迷って、ふしぎな国「ユーザーランド」に入り込んでいろいろな体験をするお話です
主人公の名前「ローリー(Laurie)」は「ローレンイプサム(Lauren Ipsum)」のニックネーム。Lauren Ipsumというはデザインのプロトタイプに使われるダミーテキストだそうです。他にもいろいろ秘密が隠されていそうですね
Lorem ipsum – Wikipedia
この本にはコンピューターは一切登場しません
コンピューターが出てこないプログラミングの本としては「ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング」が有名ですね
「ルビィのぼうけん」は絵本でしたが、「ローリーとふしぎな国の物語」は活字の本、対象年齢は10歳以上です。漢字には全てルビが振られているので低学年でも読めますが、内容がちょっと難しいので、対象年齢の10歳になってから読み始めた方が良さそうです
活字がメイン。挿絵が少しある程度です。ちょっと表紙の女の子と違う子みたい・・・
目次です
- 0章 “ほぼ”迷子
- 1章 かくれたお供
- 2章 “筋が通っていること”と“合理的なこと”
- 3章 いつまでいける?
- 4章 トータスの教え
- 5章 ようこそシンボルへ
- 6章 ティンカーさんとの取引
- 7章 読めるかな?
- 8章 方法は他にもある
- 9章 繰り返し言っちゃダメ
- 10章 タイミングが勝負の入り口
- 11章 フェアな両替
- 12章 思いもよらない展開
- 13章 自分の地図を作ろう
- 14章 アブストラクト島にて
- 15章 ここぞという時の知恵
- 16章 プランが大事
- 17章 “灯台”みたいなもの
- 18章 力を合わせれば楽勝
- 19章 分かれ道の先に
- 20章 ぼうけんの終わり
- 21章 最後にもう一つ
- ユーザーランドをもっとよく知るための手引き
- 訳者あとがき
0章から始まるのもプログラミングらしいですね
「ユーザーランドをもっとよく知るための手引き」を読むと、物語に登場するキャラクターが現実の世界の何に相当するのかがわかります
「不思議の国のアリス」や「オズの魔法使い」のような雰囲気があって、大人の僕も楽しみながら娘に読み聞かせしています。全部読み終わったら、また感想を書きたいと思います