シリーズ3冊目、今回はPythonの入門本です


他のシリーズと同じく、全ページカラーで可愛いイラストが満載
フローチャートも色付き
どのページでもパタンと開く綴じ方なので、プログラムしながら読みやすいのがこのシリーズの特徴
一通り作例を作ってみました
動物クイズ
動物の名前を当てる動物クイズ
パスワード生成機
パスワードを自動生成するプログラム
文字当てゲーム
5文字の単語を当てるゲーム
ロボットを作ろう
まずは図形を組み合わせてロボットの絵を描くプログラム
スパイラル
図形と色のくみあわせでらせん模様を描くプログラム
星空
乱数を使って星をいっぱい描くプログラム
レインボー・カラー
線の太さと長さを入力すると、タートルが色とりどりの線を描画するプログラム
カウントダウン・カレンダー
イベントまでの残り日数を表示するプログラム
エキスパートシステム
国名を入力すると首都を教えてくれるプログラム。データ更新してどんどん賢くなります
ひみつのメッセージ
メッセージを暗号化・復号化するプログラム
ペットをかおう
感情が変化するペットのプログラム。撫でると照れたりします
はらぺこイモムシ
イモムシを壁にぶつからないよう操作して、葉っぱをゲットするプログラム
スナップ
次々に図形が表示されるので、前の図形と同じ色の場合に決められたキーを押すプログラム。対戦ゲームです
神経すい弱
神経衰弱のプログラム
エッグ・キャッチャー
落ちてくるタマゴをキャッチするゲーム
作例は以上です
読み終わって
掲載されているソースコードですが、変数名と関数名が日本語。このため、ソースコードは見やすいのですが、入力が非常に面倒だったりします。自分でソースコードを入力するときはローマ字にしてしまってもいいかも
あと、ダウンロードできるソースコードが用意されていないので、プログラムを動かしたい場合は掲載されているコードを自力で入力する必要があります。もちろん、間違いなく入力すれば動作しますが、初心者にとって少しハードルが高いかも
ちなみにコード入力は標準のIDEを使うより、Visual Studio CodeにPythonのプラグインを追加した環境の方がやりやすいです

翻訳本ですが、日本語訳はほぼ完璧です。文字列を扱うプログラムも日本語がちゃんと考慮されているので子どもだけでも安心して読み進められると思います