イギリスの子どもたちに配布されているmicro:bitが日本で発売されてしばらくたちました。まだ少し手に入りにくいようですが、少しずつ普及してきているようですね
今月号(2017年10月号)の「子供の科学」にもmicro:bitの記事が掲載されています。開発者のザック・シェルビーさんのお話も載っていますよ
micro:bit(chibi:bit)は、iOSやAndroidの専用アプリを使えば、スマホやタブレットだけでプログラミングを楽しむことができます
Blutoothを使ってプログラムを転送するので、まずはペアリング(micro:bitとスマホの情報をお互いに登録し合う)が必要です
ペアリングの手順はこちらです
上の記事にも書いていますが、ペアリングして1回目のプログラム転送はうまくいくのですが、なぜか2回目で失敗してしまいます
プログラムを転送しようとすると、micro:bitを探しますが・・・
エラーになります
エラーの詳細はこんな感じ。タイムアウトみたいですね。何度Retryしてもダメ
今までは、失敗するたびにペアリングを解除して、再度ペアリングして・・・ということをやっていたのですが、この作業にはパソコンも必要なので、スマホだけでプログラミングできるというメリットが無くなります。そんなわけでスマホでのプログラミングは半ば諦めていたのですが、解決方法がわかりました
プログラム転送時のエラー画面をよく見ると「Resetting micro:bit to Pairing mode may help」とあります。Google翻訳で訳すと「マイクロビットをペア設定モードにリセットすると役立ちます」です
これはもしかしてペアリングモードにしろということ??てっきりペアリングからやり直せという意味だと思っていました
というわけで、micro:bitをペアリングモード状態にしてからプログラムを転送してみたら、2回目以降でもうまくいきました
2回目以降の転送方法
プログラムの転送前にmicro:bit(chibi:bit)で最初のペアリング時と同じ操作をします。アプリの方は何もしません
具体的な操作はこの通り。AボタンとBボタンとリセットボタンを押した状態で5秒くらいたってからリセットボタンを離して、LED画面に「PAIRING MODE!」という文字が流れれば準備完了です
「PAIRING MODE!」が流れている状態か、上の写真のようなパターンが表示されている状態でプログラムを転送すればうまくいきます。これでスマホやタブレットだけでmicro:bitのプログラミングができますね
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