iPadはストレージの容量が異なる16GB,32GB,64GB,128GBの4種類が発売されています。ただ、よっぽどの理由がない限り16GBモデルは避けたほうがいいです。
僕は発売と同時にiPad Airの16GBモデルを購入しましたが、今になってかなり後悔しています。
容量が2倍になるにつれ、1万円プラスになりますが、容量以外の機能は同じですし、最近はデータのクラウド化が進んでいるので、端末自体の容量は少なくても構わないのでは?という気もします。
確かに必要最低限のアプリをインストールして使っている分には問題は起こりませんが、実は意外なところに落とし穴があります。
iOS 8のベータ版にアップデートしようとした時の画面スナップです。
アップデート用データの容量は283MBなのですが、端末の空き容量が3GB以上ないとアップデートできません。これってどういう事なの?と思いますが、料理を作る場合に食材を置くスペースの他に、調理するスペースが別に必要になることに似ています。
こちらが購入した直後のストレージの様子。
16GBモデルだと実質使えるのは11.6GBです。
11.6GBのうちの3GBというのはかなりの量なので、OSのアップデートの度に使わないアプリを削除したり、写真をパソコンなどに移し替えたりと、無駄な労力が発生します。アプリを削除すると関連するデータも削除してしまうため、容量を確保するのが無理という場合もあるかもしれません。
iPad Airは48,800円から買えるという宣伝文句を残したいがために用意されているモデルのような気がします。
これはiPhoneでも同じだと思うので、長く使いたい人は最低でも32GBのモデルを購入することをお勧めします。