子どもたちに大人気の「マインクラフト」。このマインクラフトで遊ぶことで身につく5つの力について説明されている本です
この本で紹介されている身につく力はこの5つ
- 創造力
- 自ら学ぶ力
- 問題解決力
- コミュニケーション力
- 理工系の思考力
Q&A形式で説明が進むので、前から順に読み進めなくても、気になる箇所だけ読んでも大丈夫です
「理工系の思考力」では、ComputerCraftなどのマインクラフトで実行できるプログラミングの紹介があります。マインクラフトといってもPC版、スマホ版、家庭用ゲーム機版、Raspberry Pi版といろんなバージョンがあります。ここに書かれているプログラミング言語が全部のバージョンで使えるとは限らないので注意が必要です
うちの娘はバトル系のサーバーに友達と一緒に入って遊んでいます。友達と協力して目的を達成するのはコミュニケーション力がつきそうですが、この本で紹介されているマインクラフトとはちょっとかけ離れている印象です
マインクラフトは工夫次第でいろんな遊び方ができますが、こういうものづくりとはかけ離れた遊び方もあることを知っておいた方が良いかと思います。子どもがマインクラフトで遊んでいるので安心していたら、バトル系サーバーで殺し合いゲームをしていた・・・ということもありえます。この本にもあるように、外部サーバーに接続する場合は必ず親に確認するように徹底しておいた方が良いと思います
海外では積極的にマインクラフトを授業に取り入れているそうです。だからといって、ただマインクラフトを子どもに買い与えるだけではなく、親もある程度干渉する必要があります。そういう場合の親の役割を理解するにはちょうどいい一冊だと思います