古い環境の「Raspbian Jessie」は残したまま、新しいSDカードに「Raspbian Jessie with Pixel」をインストールしました。SDカードを差し替えるだけで、OSが変更できるのは便利ですね。SD2枚での運用はオススメです
日本語化
「Raspbian Jessie」は日本語フォントを入れる必要がありましたが、「Raspbian Jessie with Pixel」はインストールしなくてもいいです
【2016.11.9 追記】
一見普通の日本語フォントに見えますが、「DrodSansFallback」という中華フォントが使われているので、所々おかしな漢字で表示されます
「直」「反」「様」などが違います。子どもがそのまま使うのはちょっと難アリなので、別の日本語フォントを入れたほうがいいですね
【2016.11.9 追記 終了】
スクリーンショットはもう日本語になっちゃってますが、まだなってないと想定して読み進めてください
Raspberry Piの設定を選んで・・・
ロケールの設定を変更
タイムゾーンの設定を変更
あと、自分のキーボードに合わせてキーボードの設定を変更して、再起動すれば日本語表示になります
日本語変換ソフトをインストール
日本語が入力できるようにscim-anthyをインストールします
sudo apt-get install scim-anthy
VNCサーバーをインストール
【2016.11.9 追記】
VNCはRealVNCが標準でインストールされていました
vncserver
で起動できます
Macの「サーバへ接続」ではバージョンが違うらしく繋がりませんでしたが、RealVNCのクライアント(VNC Viewer)をインストールすれば繋がりました
VNC Viewでは繋がりました
VNC Viewerはこちらからダウンロードできます
RealVNC
というわけで、TIGHTVNCSERVERは別に入れなくてもいいです
【2016.11.9 追記 終了】
Macから操作したいのでインストールしました。TIGHTVNCSERVERと一緒に日本語フォントも一緒に入れないとダメです
sudo apt-get install tightvncserver xfonts-75dpi xfonts-100dpi
壁紙を変更
16枚の綺麗な写真の壁紙がデフォルトで入っています
使ってみて
日本語フォントにアンチエイリアスがかかって表示が綺麗になりました。Chromiumのフォントも綺麗になりました。Raspbian JessieにもChromiumを入れて使っていましたが、なぜかJpeg画像が表示されない不具合に悩まされていたのですが、今回解消されました
Raspbian Jessieのデスクトップ。日本語フォントがギザギザで汚い
Raspbian Jessie with Pixelのデスクトップ。日本語フォントがきれい!
アイコンはちょっと子ども向けのソフトみたいになってしまいましたね。まぁこれはこれでいいんだけど
あと、ChromiumのFlashインストールにちょっと手間取りました。Flashを使ったコンテンツは減ってきていますが、Scratch2.0を使いたいのでどうしても必要。こちらの手順は別の記事にまとめたいと思います
Comment
最初に入っているのは、中華フォントらしいです(雑誌で指摘されています)。またvncサーバは入っているのではなかったでしょうか?設定を有効にするだけだった気が…
フォントはRobotoというGoogleのフォントみたいです。
VNCはRealVNCが標準で入っていました。
Mac標準の「サーバへ接続」ではバージョンが合わなくて繋がりませんでしたが、RealVNCのクライアントを入れたら繋がりました
情報ありがとうございます
欧文フォントはRobotoですが、マルチバイトのフォントは中華フォントのDroidSansFallbackが使われているみたいです
「直」の字がおかしかったりするので、このまま使うのは難ありですね