学校やプログラミングのイベントなどで「Scratch(スクラッチ)」を触ってみてプログラムに興味を持ったけど、家にはパソコンもタブレットもない・・・という場合のオススメアプリがiPhoneで動作する「Tickle」です
使える素材(背景、キャラクター、サウンド)は、元からあるものだけだったりと、Scratchほどの自由度はありませんが、Scratchと同じようにブロックを組み合わせてプログラムを組むことができます。日本語化されているのもいいですね(一部のブロッグを除きます)
iPadにも対応していますが、今回はiPhoneで試してみます。ランドスケープモード(横画面)にも対応しています
起動するとプロジェクト一覧が表示されます。デモの1つ「Flappy Batman」は「Flappy Bird」風のゲーム。こんなゲームも作れるんですね!
右上の「+」ボタンを押すと、新規プロジェクトが作成できます
「Tickle」はいろんなハードウェアとつなげてプログラムで操作することもできます。BB-8やフィリップスのHueも操作できるようです
ハードウェアを操作できるのは楽しそうですが、該当するハードを持っていないので、今回はこのアプリだけで作れる「Orca」を選びます
新規プロジェクトを選ぶと、すでにサンプルが入力済みです。右上の「再生」を押すとプログラムが実行されます。シャチがくるくる回るサンプルが動作すると思います
自分で1から作りたい場合、このプログラムは必要ないので全部削除します。左下のゴミ箱にドラッグ
左下のボタンを押すと、追加するブロック(プログラム)が選べます
動き・見た目・デバイス・音・イベント・制御・調べる・演算のカテゴリから、該当するブロックを探してプログラムを組み立てていきます
このプログラムを実行するとこんな感じ
キャラクターの位置を変更したい場合は、画面下にあるボタンを押すとキャラクターの座標変更画面が表示されます
ソースコード(Swift)表示もできます
キャラクターはどんどん追加できます
それぞれのキャラクターにプログラムを設定していけば複雑な動きが表現できます
公式サイトのLesson1のChallenge 2 (Advanced)を作ってみました。シャチが8の字に泳ぐプログラムです
https://tickleapp.com/hour-of-code/orca/
ピンチインで縮小できるので、プログラムが長くなっても大丈夫です
iPadだとブロックは自由な位置に配置できます。iPhoneは縦方向にずらっと並べることしかできないので、ちょっと不便ですね
作ったプログラムは他の端末に送る事もできるので、友達に送って遊んでもらうこともできます
iPhoneだと、どこでも手軽にプログラムができていいですね