MagPi 57号のScratchのプログラムを作成してみました。コースを外れないように車をマウスで操作して、駐車スペースまで誘導するゲームです
MagPi 57号のPDF版は無料でダウンロードできます
【ステップ1】デザイン
3つの素材をダウンロードして、プロジェクトにインポートします。今回ネコは使わないので削除します
車のスプライト用画像
駐車場の背景用画像
コインのスプライト用画像
そのままだとスプライトが大きすぎるので縮小します。スプライトや背景を自分で作成してもかまいません
【ステップ2】スタート!
車が左の「START」の位置から開始するようにします
車のスプライトを選択し「スクリプト」タブをクリックして、次のスクリプトを作成します
このスクリプトを実行すると、車がスタート位置に移動します
【ステップ3】マークに向かって・・・
「(5)秒待つ」ブロックを追加します。これで、ゲームを開始時にプレイヤーがマウスを準備するための5秒が与えられます
次に「ずっと〜」ブロックを追加して、「(マウスのポインター)へ向ける」ブロックと「(5)歩動かす」ブロックを追加します
「ずっと〜」ブロックの中に、「もし〜なら」ブロックを追加します
「もし〜なら」の6角形の空欄に「□色に触れた」ブロックをを追加します
「□色に触れた」ブロックの四角部分をクリックして、目的の色の上でクリックすると色を取得することができます。ステージのコースにある緑の草をクリックして、正しい色を取得します
さらに、
「(ゲームオーバー)と(2)秒言う」
「(すべて)を止める」
ブロックを追加します
これで車がクラッシュすると「ゲームオーバー」と言ってから全てのスクリプトが止まります
【ステップ5】コインをつかもう
駐車スペースのコインに触れているかをチェックするための2つめのスクリプトを作ります
「もし〜なら」ブロックに「()触れた」を入れて、ドロップダウンリストからコインのスプライトを選びます。
「もし〜なら」ブロックの中にスクリプトを作成します
これで緑の旗をクリックしてスタートすれば、車がコインに触れたときに「あなたの勝ち!」と言ってゲームが終了します
【ステップ6】遊ぼう
これで基本的な駐車ゲームができました!
MagPiには以下の様な拡張案が掲載されていました
- 車がクラッシュしたらリスタートする
- ゲームが開始したら5・4・3・2・1とカウントダウンする
- 複数のレベルを作成する
- コインを取った時「あなたの勝ち!」ではなく、運転免許証を取得した画面などを表示する
アイテムを取りながら駐車場を目指す・・・なんてのも面白そうですね。プログラムを改良して、もっと面白い駐車ゲームを作ってみてください!