「小学生からはじめる わいわいタブレットプログラミング」を読みました。iPadアプリの「ピョンキー」を使ったプログラミングの本です
ScratchJrの本「5才からはじめる すくすくプログラミング」の「にゃ〜こ」と・・・
Scratchの本「小学生からはじめるわくわくプログラミング」の「ニャタロ〜」が登場します。幼稚園児だった「にゃ〜こ」は小学生に成長しています
この本で作成するプログラムをみていきたいと思います
はじめてのプログラミング
簡単なルーレットのプログラムを作ります。素材は自分で描くのですが、真円や直線がうまく描けないので困りました。最後まで読んでわかったのですが、画面の中央下にある上矢印がShiftキーなので、このボタンを活用すれば綺麗な円と線が描けます
1.手拍子でダンス!
ここからが本番。iPadのマイクを使って、手拍子(音)でコスチュームを切り替えるプログラムを作成します
2.体を使って迷路を脱出!
iPadの傾きセンサーを使ったプログラムを作成します。ピョンキーを青いコースから外れずにゴールまで導くプログラムです
3.タブレットとじゃんけん対決!
iPadのカメラでグー・チョキ・パーを撮影して素材を作って、じゃんけんプログラムを作成します
4.オリジナルのチャットアプリを作ろう!
iPad2台を接続して通信を行うチャット風のプログラムを作成します。iPadが2台ない場合は、ピョンキーとパソコン版のScratch 1.4を繋ぐこともできます
5.絵を描く道具(ペイントアプリ)を作ろう!
カラーパレットを実装したペイントアプリを作成します
6.方位磁石で大きな絵を描こう!
地磁気センサーを使ってiPadを方位磁石代わり利用するプログラムを作成します。ピョンキーがステージ上で多角形を描画するように、自分自身がピョンキーの代わりになって、現実の世界で多角形を描画するのをサポートするプログラムです
このプログラムを使って、運動場にライン引きで大きな図形を描くと面白そうですね
読み終えて
ピョンキーはScratch1.4のiPad版という位置付けのアプリなので、すでにScrach 2.0でバリバリプログラムを組んでいる人は、レベルダウンしてしまうようなイメージを持ってしまうかもしれません。かくいう僕もそうなのですが(^^;
実はそれは大間違い。この本は、パソコン版のScrachでは味わえないピョンキーならではの面白さを教えてくれます。iPadのセンサーを使ったプログラムは、プログラミングの新しい世界を見せてくれると思います