銀座松屋で開催中の「ぐりとぐら展」に行ってきました。平日の昼間というのにすごい人。グッズのレジも長蛇の列でした。
ぐりとぐらの視点で会場を見て回れるということなのでしょうか、会場には、大きなたまご、大きなカボチャ、大きな毛糸玉などのオブジェが設置されていました。
一部複製原画もありましたが、かなりの数の原画が展示されていました。やはり原画は違いますね。漫画の原画なんかをみても思うんですが、結構ホワイトで修正が入ってるんですよね。こういうのを見ると、プロでもいきなり完璧な絵が描ける訳じゃないんだとちょっと安心します。
大きなパネルや大きなオブジェが設置されていましたが会場内は撮影NG。子ども連れの人も多かったので、子どもと記念に撮れる場所が用意されていれば良かったのにな、と思いました。一応、入り口のパネル前では撮れますが・・・
最後に全作品が読めるコーナーが用意されていましたが、すごい人だったのでスルー。
いつもは図録は買わないのですが、「ぐりとぐら」に関する本というのは意外と出ていなくて、こういう形で全作品がまとめられた本は今後手に入らないのではないかと思って購入しました。税込み2,000円。
作品が掲載された一冊(120ページ)と、インタビューをまとめた一冊(34ページ)の二冊組です。
紙のケースに2冊が収められています。
ケースに家の形に穴があいていて、図録の表紙が見えるかわいらしい装丁です
1冊目の目次です
- ごあいさつ
- 「ぐりとぐら」誕生50周年に寄せて
中川李枝子 山脇百合子 - 作者紹介
- 「誕生50周年記念 ぐりとぐら展」開催概要
- 出品作品紹介
- 「ぐりとぐら」の原点
- 「ぐりとぐら」の世界
- 広がる「ぐりとぐら」
- 出品作品リスト
2冊目の目次です
- 作者インタビュー
「ぐりとぐら」の生みの親
中川李枝子 × 山脇百合子 - インタビュー
「ぐりとぐら」を世に送り出した編集者
松居 直 - 対談
作品を通じて交流を深めたふたり
中川李枝子 × 宮崎駿 - 中川李枝子 山脇百合子 共同著作一覧
ちなみにチラシはたまご形
松屋銀座での開催は2014年3月10日まで。
その後、
- 鹿児島(長島美術館)
2014年7月20日〜8月31日 - 広島(ひろしま美術館)
2014年9月6日〜10月13日 - 愛知(ジェイアール名古屋タカシマヤ)
2015年2月17日〜3月2日 - 兵庫(伊丹市美術館)
2015年4月11日〜5月31日 - 福島
2015年開催予定
で開催されます。