Scratchによく似ているLine entryですが、同じ機能でも使用している用語が少し異なっています。それらをまとめてみました
LINE entryはこちら
Scratch | LINE entry | 詳細説明 |
---|---|---|
緑の旗 | スタートボタン | 詳細 |
スプライト | キャラクター | 詳細 |
コスチューム | イラスト | 詳細 |
ブロック定義 | 関数 | 詳細 |
メッセージ | 信号 | 詳細 |
クローン | コピー | 詳細 |
スクリプト | 命令 | 詳細 |
明るさ | 明度 | 詳細 |
幽霊 | 透明度 | 詳細 |
true | 正しい | 詳細 |
false | 正しくない | 詳細 |
かつ | そして | 詳細 |
向き | 方向 | 詳細 |
大きさ | サイズ | 詳細 |
バックパック | マイボックス | 詳細 |
「動き」「見た目」などのブロックのカテゴリ名は省略しています
プログラムの開始
Scratchでは「緑の旗」という文言は直接出てきませんが、緑の旗のアイコンをクリックすることでプログラムを開始します
Line entryは三角のスタートボタンで開始します
オブジェクトの呼び方
Scratchではコスチューム・音・スクリプトをひとまとまりにしたオブジェクトを「スプライト」と呼びますが、
LINE entryでは「キャラクター」と呼びます
LINE entryにはステージ(背景)の概念がないため、背景もキャラクターとして配置します
コスチュームとイラスト
Scratchの「コスチューム」に該当するのは
LINE entryでは「イラスト」です
ブロック定義と関数
独自のブロックを作ることができる「ブロック定義」は、LINE entryでは「関数」。複数のブロックをまとめることができるのは同じですが、少し機能が異なります
LINE entryでは、作成した関数ブロックを全てのキャラクターから呼び出すことができます
試しに、あいさつする関数をつくりました。呼び出されると「こんにちは」と挨拶するプログラムです
この関数をブラウンから呼び出します
コニーからも呼び出します
実行すると、このように2つのキャラクターから同じ関数が呼び出されます
Scratchのブロック定義は設定したスプライトからしか呼び出せません
メッセージと信号
Scratchの「メッセージ」に該当するのはLINE entryでは「信号」です
機能的には同じですが、信号(メッセージ)を新しく作る方法がScratchとは異なります
Scratchだと、メッセージの送信・受信ブロックから新規メッセージが作成できますが・・・
LINE entryでは属性タブの信号から作成します
クローンとコピー
Scratchの「クローン」は・・・
LINE entryでは「コピー」です
同じようにプログラムが作成できます
スクリプトと命令
プログラムの事をScratchでは「スクリプト」と呼びますが
LINE entryでは「命令」と呼びます
効果の呼称
Scratchでは「明るさ」「幽霊」ですが、
LINE entryでは「明度」と「透明度」です
真と偽
Scratchでは「true」と「false」
LINE entryでは「正しい」「正しくない」です
論理積(AND)
Scratchでは「かつ」ですが、
LINE entryでは「そして」です
大きさと向き
Scratchでの「大きさ」と「向き」は
LINE entryでは「サイズ」と「方向」「進む方向」です。LINE entryではキャラクターの方向と進む方向を別々に設定できます
オブジェクトとデータの保存
Scratchの「バックパック」は・・・
LINE entryでは「マイボックス」です。保存したキャラクタやプログラムはわかりやすい名前にリネームできます
用語以外にも異なる点がいろいろあるのですが、それはまた別の記事でまとめたいと思います