スプライトをプロジェクト間でコピーする方法として記事を書きましたが、スプライトもバックパックに入れることができるので、スプライトを他のユーザーに渡す方法として、記事を書き直しました
スプライトを他のユーザーに渡す方法です
今回は「かけざんゲーム!」のスプライトを「クイズゲーム!」に渡したい(コピー)したいと思います
やりとりしたいスプライト
他のユーザーに渡したいスプライトを保存します。今回は女の子のスプライトを保存したいと思います
スプライトは以下のようになっています
スクリプト
メッセージを受け取って、コスチュームを切り替えて音を鳴らしています
コスチューム
しゅつだい・せいかい・まちがいの3つのコスチュームを登録しています
音
こちらも、しゅつだい・せいかい・まちがいの3つの音を登録しています
スプライトを保存する
やりとりしたいスプライトを右クリックして「ローカルファイルに保存」を選んで、自分のパソコンに保存します。デフォルトのファイル名は「(スプライト名).sprite2」です。このファイルを他のユーザーに渡してください
他のプロジェクトでスプライトを読み込む
コピー先のプロジェクト「クイズゲーム!」を開いて、先ほど保存したスプライトをアップロードしたいと思います
コピーできました!これで、スクリプトも・・・
コスチュームも・・・
サウンドもコピーできました
全く変更なしで「クイズゲーム!」で利用できました
*.sprite2の中を見る
ローカルに保存したスプライトの拡張子を「sprite2」から「zip」に変更すれば解凍して中身を見ることができます。中には画像とサウンドとスプライトの情報が記述されたJSONファイルが入っています
デフォルトのねこのスプライトのJSONはこんな感じ。このファイルにはないですが、スクリプトの情報もこのファイルに含まれます
{ "objName": "スプライト2", "sounds": [{ "soundName": "ニャー", "soundID": 0, "md5": "83c36d806dc92327b9e7049a565c6bff.wav", "sampleCount": 18688, "rate": 22050, "format": "" }], "costumes": [{ "costumeName": "コスチューム1", "baseLayerID": 0, "baseLayerMD5": "09dc888b0b7df19f70d81588ae73420e.svg", "bitmapResolution": 1, "rotationCenterX": 47, "rotationCenterY": 55 }, { "costumeName": "コスチューム2", "baseLayerID": 1, "baseLayerMD5": "3696356a03a8d938318876a593572843.svg", "bitmapResolution": 1, "rotationCenterX": 47, "rotationCenterY": 55 }], "currentCostumeIndex": 0, "scratchX": 0, "scratchY": 0, "scale": 1, "direction": 90, "rotationStyle": "normal", "isDraggable": false, "indexInLibrary": 100000, "visible": true, "spriteInfo": { } }
お気に入りのスプライトはバックパックに入れておいてもいいですが、数が増えると管理が大変になります。このように自分のパソコンに保存して管理しておけば、作業がはかどりそうですね
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