4月に捕まえたおたまじゃくしもすくすくと成長し、ほとんどのおたまじゃくしの手足が生えてきました。
今年の新たな発見は、おたまじゃくしの足は少しずつ生えてくるけど、手はピッコロ大魔王みたいにいきなり飛び出すことです。足の小さなカエルはいるけど、手が小さいカエルがいないので、変だな?と思ったのがきっかけです。
何でもおたまじゃくしの左胸には出水孔という口から入った水を出す部分があって、そこから左手が出てくるそうです。右胸には出水孔はないので、皮膚を破って手が出てきます。観察してみたところ、ほとんどのおたまじゃくしは片一方ずつ手がでてくるようです。
カエルになると生きた虫しか食べなくなるので、元いた池に返しに行ってきました。ちょうど夕方から雨だそうだし、暑さで干からびてしまうこともないでしょう。
飼育ケースの蓋を開けたら、ほぼカエルになっているおたまじゃくしが、ケースの淵からピョーンと外に飛び出して行きました。なんだか巣立っていく子どもを見ている親の気分。外敵に負けず、大きなカエルになれよ〜