子どもを連れて1人で新幹線に乗るのはなかなか大変です。
僕の場合も、子どもが大泣きをしたり、体調を崩したりといろいろアクシデントがありました。これから子ども連れで乗車をする方の参考になればと僕の経験を書きたいと思います
品川〜京都間の東海道新幹線に何度か乗車して感じた事です。
なので、列車に関してはのぞみ限定の話になります。座席に関してはその他の新幹線でもある程度共通だと思います。
子どもは2歳〜6歳くらい、膝の上に子どもを乗せて乗車する場合です。
グリーン車は乗った事がないのでわかりません。
のぞみですが、700系とN700系がありますが、N700系の方が新しい車両なのでこちらがおすすめです。のぞみはほとんどがN700系ですが、たまに700系があります。一度だけ700系のぞみに乗りましたが、車両が古くて壁の隙間からゴキブリ(?)のような虫が出てきて驚いた事があります。最近登場したN700Aならもっといいですね。
のぞみがN700系がどうかはこちらのサイトで調べればわかります。「詳細」に列車詳細が載っています。
[JR]東海道新幹線の時刻表 – えきから時刻表
乗車する車両ですが、のぞみの11号車に多目的室と広いトイレがあるので、11号車か12号車がベストです。多目的室は乗務員さんに言わないと開けてもらえないので使った事がありませんが、トイレにはおむつ交換台があります。子どもを連れてトイレに入れるのでとても助かります。デッキも広めなので何かと便利です。
N700系は普通車は3号車(博多寄り)、7号車(東京寄り)、15号車(博多寄り)に喫煙ルームがあります。
この車両の近くはタバコ臭い人が隣に座る可能性があるので、あまりおすすめできません。車両自体がタバコ臭いことはありません。
次は座席です。子連れを前提にしたメリット・デメリットです。
一番前の席
【メリット】
・前の席を蹴ったり、テーブルの出し入れを頻繁にしても前の人に迷惑をかけない。
・すぐにデッキやトイレに出られる。
【デメリット】
・子どもが騒いだときのみんなの視線が気になる
・人の出入りの度にドアが開閉するので落ち着かない
一番後ろの席
【メリット】
・座席の後ろのスペースに荷物を置く事ができる。(他の席の人が荷物を置いている場合もある)
ベビーカーも置けるので便利
・子どもが泣いても他のお客さんの目が気にならない。
・すぐにデッキやトイレに出られる。
【デメリット】
・テーブルの出し入れや椅子を蹴ったり等、前の席の人に気を使う
・人の出入りの度にドアが開閉するので落ち着かない
窓際
【メリット】
・一度座ると隣の人の出入りに煩わされる事なく座れる
【デメリット】
・通路側に人が座るとトイレやデッキに行きたい場合に不便
僕の経験したアクシデントは・・・
子どもの体調が悪くなったときにすぐにトイレに行けず席で嘔吐してしまった。
通路側の人がテーブルに音楽プレーヤーを置いてヘッドホンで音楽を聴きながら爆睡。子どもがトイレに行きたくなったときに呼びかけても全然目覚めてくれずとても困った。
という経験があり、あまりお勧めできません
通路側
【メリット】
・デッキやトイレに行きやすい
・通路があるので、座席の幅プラスαの空間が自分のものになる
【デメリット】
・隣の人の出入りが頻繁だと落ち着かない
・通路が狭いので、車内販売のカートや通行する人に気を使う
・景色が楽しめない(子どもが退屈する)
3人がけの真ん中
多少席が広いそうですが、両端に人が座ると最悪の状況になります。よっぽどの事がない限り、子連れで座るのはお勧めしません。
以上を総合して、僕のおすすめ席は一番後ろの通路側です。
のぞみの場合、下り(博多方面行き)だと11号車の一番後ろ、上り(東京方面行き)だと12号車の一番後ろが多目的室に一番近くなります。
ただ、電車に乗ると子どもが必ず寝てくれる場合は窓際がいいですし、子どもの落ち着きがない場合は席を蹴ったりしても気にならない一番前の席の方がいいなど、子どもの性格や年齢も関係してくると思います。自分の子どもの特徴をふまえて座席を検討してみてください。