2020年に開催される東京オリンピックのエンブレムを描いてみました
複雑な図形に見えますが、よーく見てみると同じパターンが3回繰り返されていることがわかります。あと、全ての四角が角で繋がっていますね。工夫すればプログラムで描けそうな気がします
まとまりごとに色を塗り分けてみました。同じパターンが3回繰り返されています。1/3の15個の四角形が描ければあとは繰り返しで完成します
もっとスマートな描画方法があると思いますが、今回は四角形の角を次々につなげていくことでエンブレムを描画していきたいと思います
使われている四角形は3パターン。正十二角形の頂点を結ぶことでできる四角形です。別のプロジェクトで大きめに描いてみました
四角A
四角B
四角Cの3つ
プログラムを実行すると、最初に正十二角形を元にそれぞれの四角形の幅と高さを調べています。実際に描画する必要はないのですが、わかりやすいように描画しています
この図を元に3つの四角の辺の長さを求めています。半径20の円に内接する正十二角形なので、すごく小さいです
この値を使って実際のエンブレムのプログラムで使うサイズに四角形を描きなおすとこのようになります
四角Aは原点の違いで2パターン用意します
四角B
四角C
では、実際にエンブレムを描いてみます。1つめを描きます
2つめ
3つめ
4つめ
ちょっと早送りして14こめ
15こめで1つのパターンが完成です
これを角度を変えて3回繰り返せば完成です。四角に重なりや隙間があるのがちょっと気になりますが、小数点以下の誤差が積み重なってしまったのかも・・・ここはちょっと目をつぶってください(^^;
正十二角形を内接する円の半径の値を変更するとエンブレムのサイズを変更できます
半径20を10にしてみると小さくなりました!
描画する過程が面白いので「画面を再描画せずに実行する」のチェックをオフにしていますが、オンにすればあっという間に描画されます
こちらの記事を参考にさせていただきました
東京五輪’新エンブレム’に隠された『秘密の法則』がすごい! – NAVER まとめ