【Scratch】色を数値で扱う

【Scratch】色を数値で扱う

色を数値で扱うプログラムです。ネコをキーボードで操作して色に触れると色の名前をいいます

カラーパレットから色を選ぶんじゃなくて、数値で色を指定する方法だよ
光の三原色(赤と緑と青)で指定するやつね
そうそう。絵具は全部混ぜると黒くなるけど、光は混ぜると白くなるよ
足すことで光がどんどん強くなっていく感じかな?
PythonやJavaScriptなどのコードを書くプログラミング言語では、数値で色指定するの普通なので、覚えておくと便利だよ
なるほどー
あと、今回のプログラムではカンマで区切られたデータを分解する処理も行っているよ

色の数値情報を元に2つの処理を行っています

  1. リストに登録済みの色情報を元に円を描画
  2. ネコがリストにある色に触れているかをチェック

リストに予め登録済みの色情報を元にペンで円を描きます
リストデータ1件の内容は

  • 色の名前
  • R(赤の要素)の値(0〜255)
  • G(青の要素)の値(0〜255)
  • B(緑の要素)の値(0〜255)

の4つです。それぞれの値をカンマ(,)で区切っています

【Scratch】色を数値で扱う

このカンマ区切りのデータをこの処理で分解しています

【Scratch】色を数値で扱う

Scratchでは、R(赤の要素) * 65536 + G(青の要素) * 256 + B(緑の要素)

で色指定ができます。65536は2の16乗(2を16回掛ける)、256は2の8乗(2を8回掛ける)した値です

【Scratch】色を数値で扱う

【Scratch】色を数値で扱う

以上のように数値を元に色を作成しています

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