ペンで円を描画するには、三角関数を使う方法と、スプライトの向きを変えながら「○歩動かす」を利用して描画する方法があります
三角関数を使う場合はこのようになります
小中学校では三角関数は習わないので、「○歩動かす」の方がわかりやすいかもしれません。多角形を描く方法がわかれば描けます
例えば、正5角形を描くプロラムはこのようになります
正12角形だとこうなります
これは正20角形。だいぶ丸くなりました
で、これは正360角形。見た目はほぼ円ですね。もっと角を増やすこともできますが、これ以上は見た目が変わらないと思います
繰り返し回数と回転する角度を掛けた値が360になれば、閉じた図形になるんだね
円になると○角形のように辺の長さではなく、直径(や半径)を指定して描きたくなります
では、上記の円の場合の直径を求めてみます。円周が360(歩)になるので、逆算すれば直径がわかります
円周 = 直径 × 3.14
なので、
直径 = 円周 ÷ 3.14
です
計算すると、この円の直径はおよそ114.6(歩)だとわかります
次に、直径を決めてから円を描いてみます。直径100の円を描くプログラムはこのようになります
「○歩動かす」という言葉に惑わされてしまいますが、「○歩」に小数点を含めた値を入れることができます
このプログラムにちょっと機能を追加して、直径を自由に変更して再描画できるプログラムを作ってみました
円周を求める公式を習った後に、直径を指定して円を描くプログラムを作成すると理解が深まると思います
Scratch 3.0に対応した書籍です[PR]
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク