Scratch2.0はFlashプラグインで動作するアプリケーションなので、Flashプラグインが動かないiPadのブラウザ(Safari)では動作しません
ですが「Puffin Web Browser」というFlashを実行できるブラウザアプリを使えば動かすことができます。iPadで直接Flashを動かすのではなく、Puffinの海外のサーバでFlashを動かして、その結果をiPadに転送しているようです
無料版と有料版があります
PuffinはiPhoneでも動くユニバーサルアプリですが、画面サイズ的にiPhoneでScratchを動かすのは現実的ではないのでiPadで試しました
フルスクリーン
そのままでは使いにくいので、フルスクリーンモードに切り替えます
起動時に左上に表示されているボタンか・・・
メニューにある「劇場」からフルスクリーンに切り替えられます。ちょっと日本語訳がわかりにくいですね
キーボード
キー入力も問題ありません
マイクとカメラ
マイクとカメラもちゃんと使えます
マイクでの録音はできましたが、音がプツプツと切れてしまいました
ビデオのモーションは正しく取得できているようです。カメラはフロントとバックの切り替えができます
僕のiPadはiPad Airなのでちょっと古いです。最新のiPadだとマイクとビデオの反応はもっと良いかもしれません
マウスカーソル
デフォルトではマウスカーソルが表示されていませんが、設定の変更で表示できます。これで「マウスポインターへ行く」ブロックが正しく動作します
マウスカーソルの表示中に、カーソルの近くで長押しして移動でドラッグ、同じ場所で長押しすると右クリックとして認識されます
保存
ファイルメニューの「手元のコンピューターにダウンロード」は動作しないようです。「サインイン」はできるのでサーバに保存すればOKですね
フルスクリーンモードではサインインできないので一旦「Exit」を選んでフルスリーンを解除してから「サインイン」を選びましょう。サインインの状態はアプリを終了しても保存されます
パソコンで実行するよりちょっとモッサリですが、我慢できないほどではありません。文字入力に関してはiPadのキーボードで入力できるのでパソコン版より便利だったりします。iPadはあるけどパソコンがないのでScratchは使えないな・・・と諦めていた方は、ぜひ一度試してみてください