この本は子どもだけではなく、Scratchでプログラミング体験をしてみたいという全ての人(すべての年齢の子どもたち)に書かれた本です
紹介されている作例を一通りつくってみました
跳ねるボール
徐々にスピードをあげて落ちて、地面に当たると跳ね返るボールのプログラム
加算器
2進法でたし算ができる加算器のプログラム
0+0、0+1、1+0、1+1の4つの計算ができる半加算器のプログラムです。Minecraftで作成する方法の解説もあります
40人クラスで同じ誕生日の人がいる確率は?
乱数を使って確率を求める方法。乱数なので確率は毎回異なります
同じ確率の理論値を求めるプログラム
Rubyを使ったプログラムの解説もあります
三角関数
sin、cosを使って三角形を描画するプログラム
同じく三角関数を使って、万華鏡模様を描くプログラム
鉛筆の数を増やしたバージョン
こちらはProcessingのプログラムも紹介されています
ダーツを4万本投げて円周率を求めよう
モンテカルロ法というアルゴリズムを使って面積を求めるプログラム
こちらは円周率を求めるプログラム
JavaScriptでのプログラミングも紹介されています
フラクタル図形
シェルピンスキーの三角形
コッホ曲線
ツリー
こちらは自然界の木の成長の法則を取り入れたもの。毎回違う木が生成されます
Pythonでコッホ曲線を描画するプログラムの紹介もあります
感想
知的好奇心がくすぐられるような作例がたくさん掲載されていて面白かったです。特に半加算器は非常に勉強になりました
内容はちょっと高度なので、対象年齢は三角関数を学ぶ高校生くらいからでしょうか
プログラミングを始めてみたいけど、テキストベースのプログラミングは敷居が高い、でもScratchは子ども向けっぽいし・・・という方におすすめです