こどもパソコンのIchigoJam。僕は利用するときだけ周辺機器を接続して使っているのですが、準備が面倒、場所をとる、空いてるコンセントがない等の理由で気軽に利用できないのが困ったところ
今回はこの問題を解決させることにしました
方法
シリアル通信をしてパソコンのモニターとキーボードで操作することにします
このため、IchigoJamの特徴である、
・安価でプログラミングできる
・マウスを使わないシンプルさ
・ネットに繋がらないので安心
といったメリットが全て無くなります
必要なアイテム
・IchigoJam T
・パソコン(今回はMac)
・USB-シリアルモジュール
・ジャンパワイヤ(オス・メス)4本
USB-シリアルモジュールはファームウェアのバージョンアップでも使えるので、持っておいて損はないです。Amazonで300円くらいで売っています。僕が購入したのはこれ↓です(中国から届くのでのんびり待つ必要があります)。ただ、Amazonのレビューをみてもわかるようにハズレもあるようなので、利用する場合は自己責任でお願いします
心配ならちょっと高いですが、IchogoJamの対応が明記されている「ショップふうせん」さんで販売されているモジュールをおすすめします
USB-シリアルモジュール – ショップのふうせん
USB-シリアルモジュールにジャンパワイヤが付いていますが、メス・メスなので今回は利用できません。オス・メスを別途用意する必要があります。40本100円くらいで売ってます。僕はメス・メスにオス・オスをつないで利用しました
必要なソフトをインストールする
CP2102 ドライバ
USB-シリアルモジュールを認識するためのドライバです。Windowsは接続すれば勝手にドライバがインストールされます
CP210x USB – UART ブリッジ VCP ドライバ
IJUtilities
シリアル経由の操作ツール。Mac版の他にWindows・Linux版があります
IJUtilitiesダウンロード
IchigoJamフォント
IJUtilitiesでIchigoJamのモニタを表示するときに必要です
このフォントを入れないとちゃんと文字が出ません
IchigoJam フォント TrueType
ジャンパワイヤを接続
USB-シリアルモジュールはこんな感じ。このピンをIchigoJamにつないで、USBをパソコンに挿します
こんな感じでつなぎます
IchigoJam | USB-シリアルモジュール |
---|---|
TXD | RXD(RXI) |
RXD | TXD(TXO) |
GND | GND |
5V | VCC |
いざ起動!
IJUtilitiesと接続すると・・・無事コンソール画面が表示されました。BEEPもLEDもちゃんと実行されています
IchigoJamでプログラムを組みたいなーと思ったらすぐに使えるので便利です